スウェーデンのある学校でマインクラフトが必修科目になっているとか。以前も国連で Minecraft を使った話があったように、意外と堅めのところからも受けがいいのがマインクラフトの特徴のような気もする。
スウェーデンの学校でマインクラフトを必修科目に – GIGAZINE
マインクラフトを必修にしようとしているのは、この学校の中学1年生相当(13歳)クラス。教師のモニカ・エクマンさんによると、子どもたちは自分の世界であるマインクラフトで楽しみながら、都市計画や環境問題、未来へ向けて計画を立てることなどについて学んでいるとのこと。
授業に参加しているのは180名ほどで、たとえば男の子たちは授業を受ける前よりもいろいろな知識を得ていたり、女の子たちは何かを作ることに喜びを感じていたりして、美術や工作の授業と同じようなものなのだそうです。
授業を受けている生徒の一人、アマンダ・ヒルストロームさんはスベリイ・テレビ(STV)の取材を受けた際、「ものがどのようにできているのかを知りたければ、自分で作ってみるのが一番です」と語っています。子どもたちは、指導方針にとらわれることなく、自分たちで楽しみを見つけています。
スウェーデンでは「Future City」という、国中の学校から未来をよりよくするためのアイデアを集めるコンペ大会が行われていますが、ヴィクトル・リュードベリ記念学校ではこれを一歩進めて、マインクラフトを必修科目にすることにしたというわけ。
「もちろん、最初は不安がる保護者もいました」とエクマン先生。しかし、学校は教育の道具としてマインクラフトを利用することを決定。実際にやってみると大成功だったので、今後も続けていく方針となっています。
http://gigazine.net/news/20130116-sweden-school-minecraft/