「Minecraft の商業目的使用に関するガイドライン」の変更

7月 19th, 2016 § 0 comments

公式ブログで「Let’s talk promotions built into Minecraft」というタイトルの投稿がされており、マインクラフトの商業利用に関するガイドラインが更新されたらしい。以前もこの手の細かい話はいつもの適当な訳では困るので、毎回なるべく原文を参照するように繰り返してきたが、マイクロソフトに買収されたおかげか、今回の変更は公式に日本語でもガイドラインが作られているので日本人に優しくなった気がする。「Minecraft の商業目的使用に関するガイドライン」を Mojang の公式サイトで見ることが出来る。さり気なく「MINECRAFT エンド ユーザー ライセンス条項」も最終更新日が変わっているので、気になる人は合わせて読むと良いかも。

engagewithbrands

今回変更された主な部分は企業や団体による「Minecraft のゲームプレイを利用して関連性のない製品、キャンペーンまたはサービスの宣伝およびマーケティングの禁止」ということらしい。あまり一般のプレイヤーには関係はなさそう。

一応以下気になりそうな部分だけ

スクリーンショットや動画に関して

お客様は、妥当な範囲で、当社ゲームのスクリーンショットおよび動画を使用して、行いたいことを自由に行うことができます。「妥当な範囲で」とは、当社が本 EULA で問題ないと明確に規定している場合、ブランドおよび資産の使用に関するガイドラインを通じて当該行為を許可している場合、またはお客様との特定の契約において当該行為について規定している場合を除き、商業目的で使用できないこと、または不正であるか当社の権利に悪影響を及ぼす行為ができないことを意味します。ただし、ゲームの動画を動画共有サイトおよびストリーミング サイトにアップロードする場合、当該動画に広告を掲載することはできます。また、単にアート リソースを取り込み公開することは、面白くないので行わないでください。

https://account.mojang.com/documents/minecraft_eula
動画やスクリーンショットなどに関しては誰もが気になるところだと思うので、一応確認。読んだ限り勘違いしていないのでなければ基本的には今までと変わらず動画を取ったりスクリーンショトを利用する事ができそう。

動画の商業利用に関して

お客様は、必須要件 (ブランドおよび資産の使用に関するガイドラインに規定されています) および命名に関するガイドラインを遵守している場合、お客様が Minecraft をプレイまたは使用している動画およびストリームを、何らかの法的根拠に基づいて作成、使用、および頒布することができ、広告を追加または許可することにより当該動画およびストリームから収益をあげることができます。ただし、以下を条件とします。

  • すべての動画ダウンロードを無料で表示できる (動画を表示するためにペイウォールまたはその他の請求が存在しない)。
  • すべてのストリームが 24 時間以内に無料で表示できるようになる。
  • 動画またはストリームに、音声解説、メイキング映像などのお客様独自のコンテンツを追加する。
  • 他の製品またはサービスの広告または宣伝を目的とする動画またはストリームを作成および使用しない。
  • 動画またはストリームの物理的複製 (DVD など) を販売しない。
  • テレビを通じて動画またはストリームを放送または頒布しない。

お客様がこの部分を理解できるように明記すると、お客様が追加する独自のコンテンツの量は、広告を通じて収益をあげるに足る妥当性があると見なすのに十分でなければなりません (当社はその判断を行う権利を留保します)。

つまり、お客様は、独自のコンテンツを YouTube などのサイトにアップロードし、動画の周囲の広告から収益をあげることはできますが、iTunes で動画を頒布し、当該コンテンツに対して料金を請求することはできません。また、サブスクリプションチャンネルの外部で Minecraft 関連の動画がすでに無料で利用できる場合を除いて、これらの動画が含まれるチャンネルのサブスクリプションに料金を請求することもできません。基本的に、動画は消費される場所で消費者に無料で提供されなければならず、お客様が得るすべての収入は広告表示やスポンサーなど他のソースからのものである必要があります。これは下記の「Minecraft で宣伝作成」セクションに拘束されます。

https://account.mojang.com/documents/commercial_guidelines

Youtube の動画に広告をつけてもいいよという部分も残っている。

宣伝に関して許可されていると明言されている所

  • Minecraft 動画内でお客様のビジネスを有料の広告ウィンドウで宣伝すること、例えば、プレイヤーによって個人的にアップロードされた Minecraft 動画において、バナーまたは YouTube でお客様の広告を販売すること。
  • Minecraft に関連するウェブサイトまたはサーバーでお客様のビジネスの広告が利用されるために料金を支払うこと。ただし、お客様のブランド、製品またはサービスのワールド内でのリプレゼンテーションを作り出す Mincraft mod/マップ/サーバーをデザインまたはホストするためにサーバーオペレータを雇用しない場合に限ります。
  • お客様が個人的にファンである製品または映画の環境を Minecraft mod/マップ/サーバー に作成すること。ただし、お客様がこの製品または映画を作成している団体またはブランドや製品を宣伝するためにその団体に雇われた人物による依頼を受けていない場合に限ります。同様に、お客様は自分が支持する政治の候補者の支持表明が行えますが、その候補者に宣伝のために雇用されていない場合に限ります。

https://account.mojang.com/documents/commercial_guidelines
この辺りが今回以前より明確になった部分だと思われる。「Minecraft で宣伝を作る」の項目で「企業、ビジネス、広告代理店、非営利団体、政府団体、およびその他の団体が Minecraft のゲームプレイを利用して関連性のない製品、キャンペーンまたはサービスの宣伝およびマーケティングを実施することは禁じられています。」として色々と禁止事項があるが、一部許可されている事もある。基本的に禁止の方が多いようなので、許可されてる所以外は禁止と思っておけば良いような気がする。

MODに関して

必須要件 (ブランドおよび資産の使用に関するガイドライン内)および上記の命名に関するガイドラインに準拠し、従うことで、お客様は、その他の製品やサービスの広告または宣伝目的でなく(下記の Minecraft で宣伝を作るセクションをご覧ください)、無料で一切の料金が発生しないプラグインやその他の様々な拡張機能(以下総称して「Mod」) を配布または利用できるようにすることができます。 「Mod」とは、お客様が作成したオリジナルのものであって、著作権で保護される当社のコードまたはコンテンツの相当部分を含まないものを意味します。Mod の構成要素であるか否かについての最終決定権は当社にあります。お客様が Mod を Minecraft ソフトウェアと組み合わせた場合、その組み合わせを当社ゲームの「Mod バージョン」といいます。お客様は、当社ゲームまたは当社のソフトウェアの Mod バージョンを頒布することはできませんが、Mod を頒布することはできます。お客様は、以下の「サーバーおよびホスティング」に規定されているとおり、Mod から収益をあげることができます。

https://account.mojang.com/documents/minecraft_eula

Minecraft の商業利用に関するこれまでの経緯

Minecraft の商業利用問題はマイクロソフトに買収される以前からかなりの火種となっており、Notch が Minecraft を売った理由もその辺と深い関係がある。特にツールやプラグイン関係では初期の頃に販売すらしてもよいとなっていたものが、途中から販売してはいけないという変化をし、その流れで、MOD 開発者や一部のコミュニティと Notch の間で色々揉めていたらしい。その後マイクロソフトが買収したことで MOD などが禁止される可能性もあったと思うが、今回の変更でも MOD などは一応認められているし、サーバー費用の捻出や youtube などで動画に広告をつけるなども以前と変わらず認められているようだ。

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